「自分で頑張らなければ、物事は進まない」
「努力してこそ、価値が生まれる」

この記事では、私の根深いところにあった強烈な思い込みに気づき、「委ねる」「手放す」というテーマと向き合う中で感じたことを綴りました。

そこで気づいたのは、「委ねる」とは受け身になることではなく、「自分の意志で手放す」「自分で任せる」ことを主体的に選ぶことです。それは、「自分の在り方を選ぶ」ということで、そこには、しっかりとした「自分の意志」があります。

「手放すこと」「委ねること」には、どんな意味があるのか。そんなことを、見つめ直すきっかけになれば嬉しく思います。

  • この記事は、2025年7月8日(火)配信のメルマガ、”Life is Magical”の第14号をブログ掲載用に編集したものです。
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著者:藤田琴子
ICF認定PCC | CTI認定CPCC® | 臨床心理士 | NLPマスタープラクティショナー
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🌱 心の奥底にあった「思い込み」

2025年6月初旬、自分の心の奥深くに根づいていた「思い込み」に気づき、衝撃を受けました。それは 「自分で頑張らないと、物事は達成できない/必要なことは起こらない」 というものでした。

私は、2007年に『ザ・シークレット』が出版された時、「引き寄せの法則」を知りました。「予祝」にも馴染みがあるし、「思考が現実を創る」という考え方に納得感がありました。そして、「物事には必ず理由がある」「大いなる力が働いている」ということも、信じているつもりでした。

ただ、現実としては、そんな風に「大きな流れ」に乗って物事が進んでいる感じはなく、「自分が頑張ってる感」「なんとかしようともがいている感覚」が強い状態でした。

そんな中、ふと、「もしも本当に『大いなる力/流れ』を信じているのなら、こんなに頑張ってスケジュールを管理したり、自分の思い通りに動かそうとしたりしないのでは?」と自問したとき、未だに『自分で頑張らないと、結局何も起こらない』と、心の奥底で思い込んでいる」ことに気づいたのです。

そして、さらに深掘りしていくと、「頑張ることで、自分の価値が証明される」という古い価値観が、今も自分の中に根強く残っていることに気づきました。それゆえに、「願えば引き寄せられる」「委ねれば流れに乗れる」といった考え方は、自分の価値観と相反するものであり、受け入れきれていなかったことにも気づきました。

自分の中にあった強烈な「思い込み」。この大きな気づきをきっかけに、6月以降は「委ねること」「手放すこと」がテーマになったのでした。

🌱 「偉大なコーチ」からのメッセージ

2025年7月7日(月)、七夕の夜に私の学ぶコーチングスクールCTIで、歴代代表がCTI Japanの25年について語るオンラインイベントがありました。1時間半、4人の歴代代表が語る様々な言葉は、心に響きわたりました。そして、一番衝撃的だったのは、山田博さんのこの一言。

「自分の意志で決めるのを、やめてみた」

それは、自分の意志を一旦手放してみることで、自分を超えた「大いなる何か」とつながり、「生かされている世界からの呼びかけ」を受け取ることができる──そんな話でした。

コーチングでは「自分で選ぶこと」「本人が決めること」が非常に重視されます。そのため、「偉大なコーチ」から、こんな言葉が出てきたことに驚いたし、この考え方は「コーチング」の真逆にあるようにも感じられました。

でも、「実は、「真逆」ではない」とのこと。山田博さんの

「『自分の意志』と『大いなるもの』のあいだを行き来することこそ、大事」

というメッセージは、深く心に残りました。

🌱 リーダーシップ仲間でも出ていた「委ねる」「手放す」というテーマ

実は、リーダーシップの仲間たちとの対話でも、プログラム終了後、「委ねる」「手放す」というキーワードが頻繁に出てきていました。

皆、それぞれ事情があり、それぞれの意思でプログラムに参加を決めていました。でも、世界中から「このタイミング」で「このメンバー」が集まったこと自体、自分たちの意志を超えた「大きな流れ」の中で起きているような感覚はずっとありました。

そんな中、「これを読むといいよ」「今の私たちにぴったりだよ」と、あるメンバーが教えてくれた本が、The Surrender Experiment (サレンダー)』。 ここ数週間考えていたテーマについての本がぽっと目の前に現れ、「大いなる流れの一端」を感じたのでした✨

🌱 「委ねる」「手放す」は「主体的な選択」

一見、外から見ると同じように見える、

  • 「受動的」「受け身」「服従」
  • 「委ねる」「任せる」

ということ。一体、何が違うのでしょうか?

リーダーシップ仲間との対話の中で見えてきたキーワードは、「選択」

「ただ従う」のではなく、「自分の意志で手放す」「自分で任せる」ことを主体的に選ぶこと。それは、「自分の在り方を選ぶ」ということで、そこには、しっかりとした「自分の意志」があります。

10ヶ月のリーダーシッププログラムでも、

  • 自分から創る
  • 相手から創る
  • 場から創る 
  • 全体から創る

と学びましたが、やはり最初にくるのは「自分から創る」。

つまり、「委ねる」「手放す」ためには、まず「自分を理解」し、「自分を受け入れ」、「自分とつながる」ことが大事。それが土台にあるからこそ、「主体的に手放す」という、「次の選択肢」が現れるのではないか、という考えに至っています。

💡 今回の問い

今、あなたが「流れに身を委ねる」としたら、どんな感じですか?

すっと任せることができそうですか?それとも、不安や怖さが出てきそうですか? 

📌 今回の1冊:『The Surrender Experiment (サレンダー)』

リーダーシップ・プログラムでは、リトリートの学びを深めるために、課題本が出されていました。時には内容が難解で、全く理解できないこともありましたが、苦笑、仲間とのディスカッションを通じて、新たな視点や気づきを得ることができました。

そのため、プログラム修了後も「ブックコールを続けよう!」との声がたくさん上がりました。そして、記念すべき第1冊目に選ばれたのが『The Surrender Experiment(サレンダー』。既に、流れが変わり始めたメンバーもいるようです。 洋書を読むのはかなり骨が折れるので、苦笑、日本語訳で読み始めました!興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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