日々の忙しさの中で、ふと気づけば、「何かをしなければ」と感じ続けていることはありませんか。

私たちは、普通に生活をしていると、「行動すること(Doing)」に意識が向きがちです。でも、ときには立ち止まり、「ただ共にいる(Being)」ことを選ぶことで、見えてくるものがあります。

前回は、「完了することで、新しい始まりのスペースが生まれる」というテーマをお届けしました。

未完了はエネルギーを奪う|「完了」が始まりを生み出す理由気になっていることが頭の片隅に残っていて、なんとなく気持ちが落ち着かない——そんな感覚を覚えることはありませんか。 私たちの日常には、...

行動(Doing)に意識を向けた内容でしたが、今回は少し視点を変えて、「ただそこに在ること(Being)」から得られる豊かさについて綴ってみたいと思います。

大切な人との時間や、日常のひとときを見つめ直すきっかけになれば嬉しく思います。

  • この記事は、2025年4月29日(火)配信のメルマガ、”Life is Magical”の第4号をブログ掲載用に編集したものです。
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著者:藤田琴子
ICF認定PCC | CTI認定CPCC® | 臨床心理士 | NLPマスタープラクティショナー
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🌱「聴くこと」のプロでも、できていない時がある…

私はプロのコーチであり、臨床心理士でもあります。仕事では、クライアントさんのお話を全身全霊で聴き、「今、ここに、共に在る」ことをとても大切にしています。でも、仕事を離れるとどうかというと…

正直にシェアすると、2人の娘たちからは、しょっちゅう「ママ、また話を聴いてない!」と言われています… 苦笑 そんな時は、「ごめん、ごめん!もう1回言って!」と謝るものの、その直後にまた意識が飛んでしまうこともしばしばです…(たとえば「次の記事は何を書こうかな?」とか!笑)

仕事では意識できている「今ここにいること」が、家族に対しては非常に難しい…。そんな葛藤を、日々感じています。

 🌱「何かをする」よりも、「ただ一緒にいる」

そんな中、2025年4月のイースター休暇には、家族でイタリアへ小旅行に出かけました。久しぶりにゆっくり過ごせる機会だったのですが、思った以上に「隙間時間」も多く、「カードゲームでも持ってくればよかったな。せっかく一緒に遊べる機会だったのに」と後悔していました。

そんな中、街を歩いているとき、9歳の次女がふいに「ママとお話ししたい」と言ってきました。そのため、夫と長女が先を歩き、次女と私がゆっくり後ろを歩くことに。

「学校で何かあったのかな?」「私だけに話したいことがあるのかな?」とちょっと身構えつつ、意識を向けて話を聴いてみると、特に大きな相談があったわけではありません。ただ、次女は「ママと話したかっただけ」でした。

私は街並みを一切見ず、ただ次女に意識を集中して歩きました。たった数十分でしたが、久しぶりに「しっかりと繋がれている」という感覚がありました。次女もそれを感じ取ったのか、とても嬉しそうでした。

特別なことをしたわけではないけれど、「ただ一緒にいる」ことの豊かさを、久しぶりに感じました。何気ない会話を交わしながらも「深い繋がり」を実感できた時間でした。

🌱「ただ在ること」は、今この瞬間からできる

私たちは、仕事でも子育てでも、日々「何かをする(Doing)」ことに追われています。もちろん、必要な行動や、すべきサポートもたくさんあります。

でも、「ただ一緒にいる(Being)」ことには、「してあげること」とはまた違う、深いつながりを生む力があることを、改めて感じました。

「今この瞬間、私は相手とちゃんと『共にいる』だろうか?」

そう自分に問いかけるだけで、ふっと呼吸が深くなり、空気の流れや、相手の呼吸、声のトーンを感じやすくなる気がします。私自身、特に家族といるときに意識が離れがちなので(苦笑)、「ただ共にいる」ことを意識していこうと、改めて思いました。

💡 今回の問い

あなたが今、一番、「共にいたい」人は誰ですか?

その人と「ただ一緒にいる」時間をとったら、何が生まれそうですか?

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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