「自分にできそうだ」という「自己効力感」。この「自分に対する自信」は、どのようにして育むことができるのでしょうか。

2025年5月、Co-Active®リーダーシッププログラムの最終リトリートを終えた私は、強烈な体験を消化しきれず、ふわふわとした余韻の中にいました。それでも、自分の中で確実に変化した感覚 ──「自己効力感」をしっかりと感じていました。

当時の記録は、今読み返しても、自信や行動力をどのように育むことができるのか見つめ直すヒントが詰まっていると感じます。ぜひ、あなた自身の経験と重ねながら読んでいただけたら嬉しいです。

  • この記事は、2025年5月13日(火)配信のメルマガ、”Life is Magical”の第6号をブログ掲載用に編集したものです。
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著者:藤田琴子
ICF認定PCC | CTI認定CPCC® | 臨床心理士 | NLPマスタープラクティショナー
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🌱「自己効力感」とは?

「自己効力感 (Self-Efficacy)」は、スタンフォード大学の心理学者アルバート・バンデューラによって提唱された概念で、「自分にはある行動をとる力がある」と感じられる感覚を指します。これは、モチベーションや継続力、創造性にまで影響を与える、非常にパワフルな内的リソースです。

そして、「自分にできそうだ」という「自己効力感」が高まると、

  • 積極的にチャレンジできるようになり、
  • モチベーションを維持しやすくなり、
  • 失敗しても立ち直る力が高まっていきます。

R4を終えた今、「やる」と決めて「やり切った」ことから、この「自己効力感」が深く、確実なものへと変化したのを感じています。

🌱「私たちは、きっと大丈夫」─仲間と築いた共同の効力感

そして、今回のリトリートでは、自分への信頼だけでなく、仲間への信頼も格段に深まりました。

R4でも、予期せぬ出来事や感情が激しく揺れたことが何度もあり、息を呑むような瞬間もたくさんありました。でも、それらに正面から、共に向き合ったからこそ、仲間との間に、「私たちなら、きっと大丈夫」「10ヶ月の公式なプログラムが終わっても、このリーダーシップの旅を、共に続けていける」という感覚が育まれたのだと思います。

私たちのグループには、ヨーロッパ・中東だけでなく、アジアや北米などからも大陸を越えて、様々な仲間が集まっていました。ものごとの捉え方や感じ方など、様々な違いに戸惑いながらも、「自分たちなら、できる」「そこから創っていける」と信じ、歩み続けた日々。

この10ヶ月を通して得られたのは、個人の「自己効力感」だけでなく、チーム全体の「集団の効力感」── Collective Self-Efficacy とも言いたくなるような感覚でした。

🌱「自己効力感」の育み方

今回、改めて実感したのは、「やればできる」という効力感は、「行動の積み重ねで育つ」ということです。

例えば、今回、英語で言いたいことがうまく伝えられなかった時は数え切れませんが、「諦めずに何度も伝えようとした」→「相手は根気強く待ってくれた」→「なんとか伝えることができた」、そんな体験の積み重ねが「できるかもしれない」を育ててくれました。

小さな挑戦、失敗からのリカバリー、仲間からのフィードバック、そして「一つ一つ階段を上がっていった実感」──そういう体験が、心と身体の中に「自分はやればできる」という感覚を刻んでくれたように思います。

自己効力感は、「行動 → 成功体験 → 自信」の小さなループから生まれます。そして、小さくてもいいから、自分で「やってみる」と決めて、やってみること。「うまくいった」という結果よりも、「やってみた自分」を認めること。

そんな経験を通して、少しずつ「自己効力感」は育っていきます。

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💡 今回の問い

「できるかはわからない。でも、思い切ってやってみる」としたら

あなたはどんな行動をとりますか?

📌 今回の1枚:4回のリトリートが行われた場

10ヶ月間のプログラムでは、5〜6日間のリトリートが4回ありました。様々な課外活動もありましたが、中心となったのはこの場での対話。U字型に並べられた椅子の中で、学びが生まれ、涙が流れ、重たい沈黙が流れたり、深い静寂が響いたり… 時には笑いが弾け、数えきれないほどの本質的な変化が起きました。

表現しがたい、マジカルで、奇跡のような場所でした💫

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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