意図的に休むという選択|スペースが心と関係性を整える
忙しい日々の中で、「ちゃんと休めている」と感じられる瞬間はどれくらいあるでしょうか。やるべきことに追われていると、気づかないうちに余白がなくなり、心も体も張りつめた状態になってしまうことは、それほど珍しくないのではと感じます。
この記事では、2025年5月上旬にリーダーシップ・プログラムを終えた後の慌ただしい日々の中で、ふと生まれた「スペース」を通して感じた、「意図的に休むことの大切さ」について綴りました。
休むことは決して立ち止まることではなく、自分や大切な人との関係を整えるための時間でもあると感じています。慌ただしい日々の中、少し立ち止まりたいと感じている方にとって、「休むきっかけ」になれば嬉しいです。
- この記事は、2025年6月3日(火)配信のメルマガ、”Life is Magical”の第9号をブログ掲載用に編集したものです。
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著者:藤田琴子
ICF認定PCC | CTI認定CPCC® | 臨床心理士 | NLPマスタープラクティショナー
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🌱 フランスの“橋の週末”がくれた、小さな余白
フランスでは、5月は祝日が非常に多いです。そして、木曜日が祝日の場合、金曜は「pont (橋)」と呼ばれる「飛び石をつなぐ休暇日」として、学校も多くの会社も休みになります。初めて知った時には、「そんな、オセロみたいなことってあり!?」とびっくりしました。笑
そして、そんなタイミングに合わせ、6月2日が祝日だったイタリアから、義妹家族がカンヌに遊びに来てくれました。先々週末は私たちがミラノに行っていたので、今度は迎える番。金曜日は完全オフにして家族でゆったりと過ごし、土曜日の午後から日曜夜までは、妹家族とにぎやかな時間を過ごしました。
そのため、「ひとりでゆったりと過ごす」時間があったわけではないのですが、日常から少し距離を置くことで、心に余白が生まれたのを感じました。
🌱 「何もしない」のが、実はいちばん難しい…
実は私、「休む」のが本当に「下手」です… この2年ほど、約3週間に1回のペースでコーチングを受けてきましたが、唯一、どうしても実行できなかった「宿題」は「2時間、何もしないでぼーっとすること」だったという…!
「その宿題の意義」は分かっていたのですが、コーチング当日になっても時間が取れず、せいぜい娘を学校に送った後、海辺のベンチで「10分間ぼーっとする」のがその時の私の「最大限」でした。苦笑
時間があると、つい計画を立てたり、何かを書いたり、読んだり、とにかく“何か”をしてしまう私。「ただ在る」ことは、私にとって思いのほかハードルの高いチャレンジです。
でも先週末、ほんの少しだけでも「何もしない」時間を持ち、「ただ、共に時間を過ごす」ことで生まれた心の余裕。やっぱりスペースって大事だなと、しみじみ感じたのでした。
🌱 スペースが、関係性をやわらかくする
というのも、つくづく感じたのは「スペースが生まれると、関係性が変わる」ということ。
忙しい時は、娘たちに対して「やるべきことをやっているか」にばかり目が向いてしまっていましたが、この週末は心にゆとりが生まれたので、自然と2人にもゆったりと向き合うことができました。
すると娘たちも、そんな母の変化を感じてか、いろんな話をしてくれました。従兄弟たちとの細かいやりとりや、学校での友人関係、クラスでのちょっとした恋愛事情まで、普段はこちらに余裕がなくて出てこないことについても話してくれました。そのため、「そんなことまで感じるようになっていたのか」と、娘たちの成長を感じることができました。
スペースって、自分のためだけじゃなく、まわりとの関係においても大切なもの──そんな当たり前のことを、改めて実感した週末でした。
とはいえ、6月は夫の出張続きでワンオペが増え、ハードルは上がるのですが、、、そんな中でも、「意図的にスペースをつくる」ことを、意識したいと思っています!
💡今回の問い
あなたは、今、「意図的に休む時間」を取れていますか?
例えば、「2時間、何もしないで過ごすこと」は、あなたにとって、難しいですか?簡単ですか?それとも!?
難しい場合、たとえ5分でもスペースをつくるとしたら──あなた自身や、大切な人との関係に、どんな変化が生まれそうでしょうか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もお楽しみに!
