本ブログでは、コーチングを学んだけど実践ゼロの初心者コーチに対し、3ヶ月後には、自信を持ってコーチと名乗れるよう、コーチングのやり方を一歩一歩伝える「3ヶ月チャレンジ」無料プログラムを提供しています。
– 3ヶ月チャレンジの詳細は、こちらから
– Stage0「チャレンジするための心の準備」から始めたい方は、こちらから
– Stage1「5人のクライアントにコーチングをする準備」から始めたい方は、こちらから
– Stage2「5人のクライアントへのコーチング実践」から始めたい方は、こちらから
著者:藤田琴子
CTI認定CPCC® | 臨床心理士 | NLPマスタープラクティショナー
オンラインコーチング実績約900件、オンラインカウンセリング実績約1,400件
【初心者でもわかる】コーチングのやり方〜ここまでの流れ
ここまでの流れについては、下記の記事をご参照ください。
完了セッションの目的
では、質問です!完了セッションの目的ってなんだと思いますか?
そして、クライアント本人が変化に気づいていないこともあるので、そんな時はコーチがしっかりとその変化を言語化します。
また、時には、本質的な変化が起きているのに、それをクライアント本人は過小評価していることもあります。そんな場合は、コーチがしっかりと認知するようにしましょう。
- これまでのコーチングを振り返り、変化や成長をしっかりと認識する
ことです。加えて、
- コーチング完了後、向かっていく方向や在り方を明確にする
ことも大事です。
なぜなら、コーチングが完了し、定期的なコーチとのコミュニケーションがなくなっても、クライアントがコーチングでの学びを活かし、力強く歩みを進めていけることが大事だからです。
それから、もし、今後も継続したい人がいた場合、どうなりますか?
なぜなら、短い期間であったとしても、必ず学びや気づき、そしてなんらかの変化は起きています。そのため、それらをきちんと言語化して認識し、区切りをつけることには意味があるからです。
その場合、完了セッションは、コーチングが完了するタイミングで行いましょう。
完了セッションでやるべきこと
そして、3回目の完了セッションでの追加での実施事項としては、コーチングのプロセス自体を振り返る時間を持つことです。
ステップ | 1回目 (初回) | 2回目 | 3回目 (完了) |
①コーチングの準備をする | 実施 | 実施 | 実施 |
②コーチングを開始する① (1回目のみ) | 実施 | – | – |
③コーチングを開始する② (1〜3回目に共通) | 実施 | 実施 | 実施 |
④コーチングを実施する | 実施 | 実施 | 実施 |
⑤コーチングを終了する | 実施 | 実施 | 実施 |
コーチングのプロセス全体を振り返る | – | – | 実施 |
⑥コーチングを振り返る | 実施 | 実施 | 実施 |
これまでの話を踏まえていろいろな問い方ができると思いますが、例えば、こんな風な質問があります。
- コーチングプロセス自体を振り返るための質問(例)
- 「コーチングを始める前と今で、何が一番変わりましたか?」
- 「一番大きな学びはなんですか?」
- 「自分について、どんな発見がありましたか?」
- 「自分について、何を学びましたか?」
- 「今の自分に、どんな言葉をかけたいですか?」
- 「これから、どんなあり方を意識していきたいですか?」
- 「次のステップは、なんですか?」
そんな振り返りの場には、活力やエネルギーが溢れています。人生にしっかりと関わることができて、コーチをやっていて本当に良かった、としみじみ感じる瞬間でもあります。
私もそんな時間を持てるように、継続したいと思います!
【今後2週間の目標】完了/3回目のセッションを5名に実施する
2回目のコーチングと大まかな流れは同じですが、最後にしっかりとコーチング全体のプロセスを振り返る時間を取ること、そして、振り返りだけでなく、コーチングで得たことを未来に繋げていく意識を持つことが大事です。
そして今回、完了の場を持つ意味がよくわかりました。
というのも、日常生活では、「きちんと関係性を完了させる」という機会はあまりなく、なんとなく関係が薄くなったり、切れたりすることが多いと思います。でも、コーチングの場では、きちんと完了の場を持ちます。だからこそ、次に向かう方向もはっきりしますし、新たなエネルギーも湧いてくるのです!
では、今回はこれでおしまいです。ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!