このブログサイトでは、コーチングを学んだもののまだ実績はない初心者コーチに向けて
- ゼロからのコーチングの始め方をステップ・バイ・ステップで伝え、3ヶ月後には、『コーチ』と自信を持って名乗れるようになる
ために必要な情報を発信しています。
本記事は、3ヶ月チャレンジのまとめ記事です。
この記事を読むと、コーチと名乗れる自信をつけるために、
- 3ヶ月間、具体的になにをやればいいかがわかります。
- 初心者コーチがつまづきやすいポイントとその対処方法がわかります。
テーマ毎に、それぞれの記事に飛べるようになっていますので、必要な箇所を選んでお読みください。
著者:藤田琴子
CTI認定CPCC® | 臨床心理士 | NLPマスタープラクティショナー
オンラインコーチング実績約900件、オンラインカウンセリング実績約1,400件
【完全保存版】コーチングの始め方とは?初心者向けに徹底解説!
「コーチと名乗れる自信をつける3ヶ月」はコーチングを学んだけど実績がまだないあなたに、どこよりもわかりやすく、コーチングの実績を一つ一つ積んでいく方法をお伝えします。
3ヶ月チャレンジプログラムの目標は、
3ヶ月で、クライアント5人に対して、3回のコーチングを、無償で実施する
です。
というのも、実績ゼロの状態でコーチングを提供するハードルは、非常に高く、更に「有償」となると、高すぎるハードルの前に諦めてしまうことになりかねません。
そのため、一歩一歩、着実に歩みを進めていくために、3ヶ月チャレンジでは「無償コーチング」から始める設定としました。そして、3ヶ月にわたり、
- 行動を継続するためのメカニズムを理解する (Stage0 – Week1)
- 自信のつけ方を理解する (Stage0 – Week2)
- クライアント5人を集める (Stage1)
- コーチングを実践する (Stage2)
- コーチングを振り返る (Stage3)
とステップを細かく分け、自己効力感を少しずつ得ながら、実績を積んでいけるように設計しました。
そのため、このプログラムをやり切れば、0→1という一番高いハードルを超えることができ、コーチとしての自己効力感が高まります。「これぞ!」と思った方は、ぜひ挑戦してください!
Stage 0:心の準備をする (Week1-2)
Stage0は、心理的ハードルの高いことに挑戦するための「心の準備」の期間です。
ハードルを目の前にした時、高さに関わらずどんどん行動できる人は問題ありません。しかし、多くの人は、高い壁を目の前にすると足がすくみ、固まってしまいがちです。そして、始めの一歩をなんとか踏み出せたとしても、その後、継続する難しかったりします。
そのため、Step0では、「行動を継続する」「自信を育む」ためのヒントと方法をお伝えしました。1週間ずつの記事を2つにまとめましたので、「行動の継続」「自信」についてお悩みの方は、ぜひご覧ください。
Stage 1:実践の準備をする (Week3-4)
Stage1は、コーチングを実践するための準備期間です。コーチングを実践するためには、相手=クライアントが必要です。でも、
- どうやって、クライアントを集めればいいの?
- 実際に、どんな風に声をかければいいの?
- 集まったら、コーチング実施までに何をやればいいの?
- 初回コーチングのためにやるべきことは?
- 準備のために読んでおいた方がいい本って?
など、コーチングの実践に向けて初心者コーチが抱きやすい疑問/質問について取り上げ、それぞれの対処法について丁寧に解説しました。
クライアントを集めるための具体的なやり方について知りたい方は、こちらのStep1をお読みください。
Stage 2:実践する (Week5-10)
Stage2は、遂に実践です!5人のクライアントに向けて、3回ずつのコーチングを実施します。そのために、コーチングのステップを6つに分け、それぞれのステップでやるべきことを具体的に解説しました。
コーチングの6ステップ
- コーチングの準備をする
- コーチングを開始する① (1回目のみ)
- コーチングを開始する② (1〜3回目に共通)
- コーチングを実施する
- コーチングを終了する
- コーチングを振り返る
コーチングの具体的な実践の方法について知りたい方は、このStep2をご覧ください。
Stage 3:振り返る (Week11-12)
Stage3は振り返りです。3ヶ月チャレンジでは、毎回のセッション後、クライアントから下記の3点についてフィードバックをもらう設定にしました。なぜなら、クライアントからのフィードバックを直ぐに受け取ることで、次のコーチングに活かし、コーチングを改善していくことができるからです。
そのため、「コーチングの感想を利用者の声として活用させてもらう」という目的のために事後アンケートを実施する方法についてお伝えしました。
こんな時、どうする?
最初のハードルは「コーチングを実践すること」です。そして、実践を続けていくと、次の悩み「うまくいかない」ということにぶち当たります。
「コーチングがうまくいかない」要因は、3つに整理できます。そのため、うまくいかない3つの要因ごとにその理由と具体策を解説しました。
- コーチ側の要因
- クライアント側の要因
- コーチとクライアントの関係性
そして、初心者コーチからよく寄せられる質問について6つ取り上げ、対処法について解説しました。具体的なお悩みがある方は、これらを参考にしてみてください。
コラム:カウンセリングとコーチングの違いとは?
このブログの著者は、プロコーチであり、臨床心理士でもあります。そんな私が個人的に考えるカウンセリングとコーチングの決定的な違いは下記の3つです。
- アセスメントの有無
- 行動の重要度
- 目指す状態の違い
この違いについて、実体験を踏まえて詳しく解説しました。
カウンセリングとコーチングの違いを知りたい方、「自分のクライアントにはカウンセリングが合っているのではないか」と悩んでいる方は、ぜひお読みください。
まとめ
以上が3ヶ月チャレンジプログラムの全容です。いかがでしたでしょうか?
初心者コーチの方は、最初からステップを踏んで、行動していくことで、3ヶ月後には、コーチと名乗れる自信が育まれるでしょう。
既にコーチとして活動している方は、必要な部分を選んで、活用してもらえればと思います。
コーチとして、クライアントに良いコーチングを実施できるよう、共に進んでいきましょう!