- 本気で頑張ったのに、結果が出なかった
- 思いもよらない、衝撃的なことが起きた
目標に向かって邁進していても、
時には、想定外のことが起きえます。
そんな風に、
強い感情に支配され、
なかなか次に進めない…
そんな時の対応方法をお伝えします。
気持ちの切り替え方、第3弾は、
「自分の気持ちに共感する」
です。
このブログでは、実績ゼロのコーチが、
行動を起こし、自信を育んでいくために
必要な情報を発信しています。
切り替えようとせずに「共感」する
- 必死に目指していたことが達成できなかった
- 仕事で思いもよらないことが起きた
- 家族のことで気持ちをかき乱されている
目標に向かって頑張っている時、
感情が大きく揺さぶられることが
時には起きるかもしれません。
そんな時は、なかなか
気持ちを切り替えられないものです。
特に、
自分にとって大切なこと、
意味のあることなら
なおさら難しいでしょう。
しかし、
出来事の意味を考えたり、
相手の立場に立とうとしたり、
頭で論理的に整理することで、
なんとか気持ちを切り替えよう、
納得しようと試みる人は
多いのではないかと思います。
実は、
無理に切り替えようとしない方が
結果的に早く気持ちを
切り替えられます。
「自分の気持ちに共感する」
「ただただ受け止める」
ことで、
強い感情を和らげ、
消化させることが
できるのです。
カウンセラーのように自分で自分に「共感」する
「共感」とは
相手の気持ちを理解し、
相手と同じように感じることです。
カウンセリングでは、
相手の話をただただ聴く傾聴と
相手にただただ寄り添う共感が
根底に流れています。
カウンセラーは
クライアントに寄り添い、
ありのままを受け入れます。
そして、クライアントが
自分自身のありのままを受け入れた時、
変化と成長が起きるのです。
そんな風に、
カウンセラーがクライアントに
向けている「共感」を
自分で自分に向け、
自分のありのままを受け止めると
変化が起きます。
その結果、
気づけば気持ちが切り替わっていた、
ということが起きるのです。
ネガティブな気持ちに正面から向き合うメリット
この3つ目の方法は、
他の2つの切り替え方法とは
タイプが違います。
1つ目の「今、ここに意識を戻す」
2つ目の「姿勢を変える」
というやり方は
一旦、ネガティブな気持ちは
横に置いておいて、
そこから離れることで、
気にならなくする方法です。
一方、
「自分に共感する」
という3つ目のやり方は、
離れるどころか、
正面からじっくり向き合い、
それにより、感情を消化する方法です。
私自身、
ネガティブな感情が生まれた時には、
3つ目の方法を使うことが多いです。
なぜなら、
その感情を抱いたことには
大事な意味があるからです。
そのため、
その感情にしっかりと向き合い、
寄り添うことで、
感情をプロセスします。
例えば、
ものすごく腹が立った時。
だいたい最初は、
「自分は悪くないのに」
と自己弁護したり、
「相手はこういう意図だったかも」
と論理的に考えようとしたり、
頭でなんとか納得しようと
悪戦苦闘します。苦笑
でもふと、
「待って待って!
今、めちゃくちゃ怒っているよね?
腹が立っているよね?」
と気づきます。
なので、気づいた後は、
「そりゃ、腹立つよー!」
「怒って当然だよー!」
「納得いかないよー!」
と共感モードに
切り替えます。
すると、
数分後にふと気づくと、
さっきまではあれほど
強烈だった怒りが
いつも間にか
気にならなくなっている
という状態になります。
こんな風に、
「自分の感情に寄り添う」ことを
意識しています。
また、
自己肯定感の記事でお伝えした通り、
「自分の気持ちに寄り添う」ことで、
気持ちの切り替えが
早くなるだけでなく
自己肯定感も上がります。
つまり、この方法は
一石二鳥!
日常に取り入れるのは、
とってもオススメです!
やってみよう〜自分の気持ちに共感する
それでは実際にやってみましょう。
自己肯定感の記事と同じワークです。
繰り返し実践することで、
少しずつ身につけていってくださいね。
- 最近あった「ちょっと嫌なこと」を一つ、選んでください。
- その時、どんな「気持ち」でしたか?
- 心臓の上に手を当てて、心臓の鼓動を感じながら、ゆっくり5回、深呼吸をしてください。
- 心臓に手を当てたまま、その時の「気持ち」に寄り添う言葉を心の中で伝えましょう。
2-3時間後、気持ちはどのように変化しましたか?
ワークをやる前と後の変化や気づいたことを書き出しましょう。
ありのままを感情を受け止める
目標に向かっていく
継続したプロセスの中で、
思いもかけないことで、
強い感情が生まれることが
あるかもしれません。
そんな状態の時、
気持ちを切り替えるのは
簡単ではありません。
でも、
無理やり切り替えようとせず、
その気持ちに向き合うことで、
気持ちを消化する
ことができます。
自分の気持ちに「共感」し、
感情と上手く付き合うことは、
自己管理にも繋がります。
以上、3回にわたり
気持ちの切り替え方を
お伝えしました。
「転ばぬ先の杖」は
「失敗しないよう
あらかじめ準備する」
という意味ですが、
「気持ちの切り替え方」を
知っておくのは、
「失敗してもいいよう
あらかじめ準備する」
ためです。
ぜひ、いろいろ試してみて、
ご自分に一番効果的な方法を
見つけてくださいね。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!