Stage 0 - 心の準備

コーチとして自信をつける〜成功を分析し再現する「成功の責任追及」

コーチングを学んだけど、
自信がなくて実践できない…

実践できない
ので

自信がつかない...

コーチと名乗れる
自信をつけるための
3ヶ月チャレンジ

1-2週目のStep0の目標は、
心の準備」。

1週目
心理的なハードル
を下げ、
行動を継続するためにできること
お伝えしました。

2週目は、
自信をつけるための方法
お伝えします。

このブログでは、実績ゼロのコーチが
行動を起こし、自信を育んでいくために
必要な情報を
発信しています。

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なぜうまくいったのか?成功の原因を分析する「成功の責任追及」

  • 「なにが良かったの?」
  • 「どうして上手くいったの?」
  • 「それは、あなたがなにをしたから?」

普段、あまり聞かれることのない
質問だと思いますが、

これが、成功の原因を分析する
成功の責任追及
です。

私たちは普段、

失敗した時は
その要因を分析し、
責任を追及するのに、

成功した時は、
その要因を振り返ることは
ほぼしません

以前お伝えしたとおり、
自己効力感を上げるためには、
過去の達成体験を思い出す
ことが有効です。

前回の記事では、

  1. 過去の達成体験を思い出す
  2. その時の感覚を臨場感を持って思い出す
    • なぜなら、脳は理想と現実を区別できないから

ことをお伝えしました。

今回は、

  1. 過去の達成体験を思い出す
  2. なぜうまく行ったのか、原因を分析する
    • なぜなら、そこに成功を再現するヒントがあるから

という別の方法、
成功の責任追及
をお伝えします。

なぜなら、過去、
どうしてうまく行ったのか?
何が良かったのか?」など

上手くやれた時を分析すると
その状態を再現するヒントが
得られるからです。

つまり、

  1. 過去の「成功の責任分析」をする。それにより
  2. 未来の成功の再現性が高まる。それにより
  3. 行動のハードルが下がる。それにより、
  4. 自己効力感を上げるための達成行動が取りやすくなる。それにより
  5. 自己効力感を高めることができる

のです。

「解決志向アプローチ」から生まれた「成功の責任追及」

「成功の責任追及」は、
解決志向アプローチ
の一種です。

解決志向アプローチ」は、
アメリカの心理療法家
ミルトン・エリクソンから
発展したアプローチです。

従来の臨床心理学のように
問題の原因を追及するのではなく
問題の解決に焦点を当てます

そして従来のように、
クライアントの病理問題ではなく、
強みリソースに注目します。

一般的には、

  • 出来なかったことを反省すべし
  • 反省から学ぶべし

といわれがちですが、
それとは真逆の発想で、

上手くいったことにこそ
成功を再現するヒントがある。
それを活用すべし!

という考えです。

参考:解決志向型アプローチ

自信がない人は「自己奉仕バイアス」が逆向き

自己奉仕バイアスとは、

  • 成功は、自分に起因させる
    • 「成功したのは、自分が頑張ったから」
    • 「上手くいったのは、自分にスキルがあるから」
  • 失敗は、他人&環境に起因させる
    • 「失敗したのは、業務が難しすぎたから」
    • 「上手くいかなかったのは、マネジメントの問題」

という
誰もが持つ一般的な傾向です。

自尊心を保ちたい
という気持ちから

そのような「バイアス」が
無意識にかかりがち
と言われています。

しかし、
自信のない人の特徴として、
「自己奉仕バイアス」とは
真逆で

  • 成功は、他人&環境に起因させる
    • 「成功したのは、XXさんのお陰。自分はなにもしてない」
    • 「上手くいったのは、たまたま。運が良かっただけ」
  • 失敗は、自分に起因させる
    • 「失敗したのは、自分が上手くできなかったから」
    • 「上手くいかなかったのは、自分のスキル不足が原因」

という傾向が見られがちです。

もちろん、
自分を成長させるために
失敗を自己責任と捉え、
そこから学びを得ることは
重要です。

ただ、常に

  • 成功は、他人&環境要因
  • 失敗は、自己要因

と捉えていると、
自己効力感を上げることは
なかなか出来ません

まずは
「常に後者のパターン
陥っていないか?」
を振り返ってみてください。

そして、
成功した時には、
自分に要因がある
と捉えてみて、

なにがよかったか?
と「成功の責任追及」を
してみましょう。

やってみよう〜「成功の責任追求」

それでは、ちょっと聞き慣れない
「成功の責任追及」だと思いますが
一緒にやってみましょう!

  1. これまででうまく行ったこと、成功したことを1つ選ぶ
  2. 次の質問に答える:
    • 「どのようにそれを行ったのか?」
    • 「どんな工夫をしたのか?」
    • 「なにが良かったのか?」
    • 「なぜうまくいったのか?」
  3. 更に、次の質問に答える:
    • 「とすると、自分にどんな力があるといえそうか?」

質問の答えを書き出してみましょう。
やった感想や気づいたことも、合わせて書き出してみましょう。

成功した時こそ「責任追及」しよう

私たちは小さい時から、
失敗した時には、
反省し、振り返ることを
習慣づけてきました。

一方で、

上手くいった時に
なにが良かったのかを
振り返ることは
殆どしないでしょう。

上手くいった時、
成功した時には
再度上手くやるための
ヒントが隠されています。

改善のための
「失敗の責任追及」
は必要ですが、

成功の責任追及」も
ぜひ行ってくださいね。

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